【展示】川口智美 絵画展
日程
会場:エントランスギャラリー(1階メインエントランス西側)
会期:2023年3月14日(火)~2023年3月28日(火)
開催時間:9:00~22:00(最終日は17:00まで)
入場無料
※新型コロナウイルス感染症の状況により、内容が変更になる可能性があります。
予めご了承ください。
作家
川口智美(画家)
〈プロフィール〉
静岡生まれ
1979 静岡県立清水西高校卒業
1981 常葉学園短期大学美術・デザイン科卒業(現在 常葉大学)
1981~92 同短期大学美術・デザイン科研究室教務員
1983~ 女流画家協会展出品以後毎年出品
1983~ 二紀展出品以後毎年出品
1990 個展 平野美術館ギャラリーにて
1991 個展 静岡県立美術館県民ギャラリー
二紀会 同人推挙
1993 平塚市に移住
個展 新井画廊 銀座
1994 平塚市民講座油彩画カルチャー教室講師として指導。
1995 富嶽ビエンナーレ展出品
1996 個展 平塚ギャラリーK
1997 市民講座油彩画卒業会員による 第 1 回さとみ会展開催
以後毎年開催
1998 女流画家協会展 会友推挙
1999 市民講座カルチャー教室終了
平塚サークル教室立ち上げに加わる
油彩画サークル 第 1 回アート 21 油彩画展開催
以後毎年開催
2004 個展 あーとすぺーす(平塚)
2006 女流画家協会展 会員推挙
2008 JAPAN Women Artists Exhibition (ニューヨーク)
2009 ニューヨーク帰国展(ユニグラバス銀座館)
2009 二紀展 同人賞
2011 女流画家協会展 織田綾子賞(上野の森美術館)
2012 全国絵画公募展 IZUBI 展出品
2013 67 回二紀展 準会員賞受賞
2014 個展 元麻布ギャラリー平塚
2015 69 回二紀展 会員推挙
2017 個展 亀山画廊 静岡
サマーセレクション展(小田原 ギャラリーNEW 新九郎)
女流画家協会展 会員賞
2018 上野の森絵画大賞展出品
MAG NET展 (元麻布ギャラリー平塚)以後毎年出品
絵画・彫刻二紀会選抜台湾展(国立台湾芸術大学)
2019 絆展 GALLERY ART POINT(銀座)
November 展 ギャラリー暁(銀座)
女流画家協会委員推挙
2020 個展 第 2 回 亀山画廊
2021 第 1 回 彩展
2022 個展 第3回 川口智美展 亀山画廊
静岡県女流美術協会大賞
他 個展・グループ展
現在 日本美術家連盟会員
女流画家協会委員
二紀会会員
さとみ会 油彩画講師 平塚市青少年会館
アート21油彩画講師 平塚市中央公民館→2023 年 4 月ラスカ平塚開講予定
カルチャーセンター小田原 やさしい水彩画講師
ヨークカルチャーセンター茅ヶ崎 基礎から学ぶ絵画教室講師
メッセージ
「海から」
植物の生命力や逞しさに魅了され、泥の中から発芽して穢れない美しい花を咲かせる蓮や、小さな球根から大輪の花を咲かせるアマリリスなど何年も描いてきました。
2020年の緊急事態宣言から事態が一変し、美術館も休館し、毎年出品していた公募展も開催されず、制作する時間はたっぷりあるのに、不安で私の制作意欲は停止してしまった。 そんな状況の中で黙々と制作出来る人が羨ましく感じた。
私には、その強さがない。何を描いたら良いのかも迷い始めていた頃、疫病退散のご利益があるとして、新型コロナウイルスが猛威を振るう中、ひょっこりアマビエが現れた。
いたずらがきのつもりで描いたアマビエを友人見せたら、欲しいと言われ、分けたら随分喜ばれた。人様の役に立てたようで絵描きで良かった。と気を取り直し、キャンバスに向うことが出来た。
「海から」は、そんな世の中を一掃してくれる者が現れたら、との願いで描いた 1 作目の想像上の人物像である。「吉報」「大地から」「月と太陽」へと続く。
地球上の生命の源である海からは、魚や鳥、そして人へと進化していく。
身近な動物、花、果実を、じっと見ていると語りかけ、美しい姿をみせてくれる瞬間がある。
そんな瞬間を大切にしながら、エネルギーに満ちた自然の生命体を探し、目に見えない向こう側の世界を表現出来たらと思っている。
川口智美